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高見屋敷  ~渋茶爺の戯言~

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2011年 01月 13日

雪ぼーぼー(2)

翌朝9時20分頃に観客席の100m付近に陣取って、10時から始まる予定のトライアルラウンドを待っていたのに、
時間が経つにつれて風が強くなってきて、とうとう中止。
ぶっつけ本番の一本勝負になりそうな雰囲気濃厚。
その後、本戦の開始予定時刻が何度も延期された挙げ句、
「11時40分からに変更します」との延長放送が・・・
「13時40分に最終決定を行います」との再延長放送。
気温は-7℃~-5℃で、風が強いために体感温度は更に低く、寒さが身に耐えており
なんとも言えない溜息混じりのどんよりとした空気の中、観客席を降り始めると、
5歳くらいの坊やが「冬きらいダぁ~」と一言。
子供の声は会場全体に届くらしく、其の瞬間、会場が、ドッ!と笑いの坩堝と化したのであった。
見事な、9回裏満塁さよならホームラン!!
やはり、子供にはかなわない。
 M-1のくだらない漫才師諸君!
 この坊やの絶妙な間を見習いなさい。
 爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものだ。
 
レストハウスの入口で煙草を呑みながら、地元の方の話に耳を傾けると
「雪ぼーぼーだねぇ~」の言葉に ???の渋茶爺。
「雪いっぱい降ってるね」の意味らしい。
髭ぼーぼーとか髪ぼーぼーは知っていたが、何とも不可思議な日本語であった。

雪ぼーぼーの中、ジャンプは諦めタクシーで一路札幌駅に向う爺であった。
途中、運ちゃんが気を遣い「7~8割出来上がった雪祭りの雪像御覧なられてはどうですか」との言葉に、
「雪ぼーぼーだから諦めます」と渋茶爺。
人の行為を無にしてしまってごめんなさい。
だって、早くビール呑みたかったんだもぉ~ん・・・

by shibutya | 2011-01-13 06:59 | 回顧録


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