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高見屋敷  ~渋茶爺の戯言~

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2010年 11月 18日

「嫁に出した」

2007年 秋
EF300 f4 IS にEF×1.4くっ付けて、420mm 相当でレース場へ通う事1年半!
やっとの思いで捻出し購入に至ったEOS-1DMkⅢのデビュー戦で、1DMkⅡと2台体制でF PONの撮影に没頭していた。
それなりに、満足していたが、「もう少し長さが欲しいシンドローム」に感染しつつあった自分に
また例のプロと思しき男性が「このレンズ明るくていいよぉ~」の甘い誘いお言葉・・・
「使ってみるぅ?」の悪魔の囁きに理性などかなぐり捨てた渋茶爺がいた。。。。
ふと気付けば『EF400 f2.8』にEOS-1DMkⅢがくっ付いているではないか!
「据え膳喰わぬは男の恥」とばかりに、シャッター切り捲りました。
やっぱ『EF400 f2.8』は凄いわぁ~!!!
ファインダーを覗いてる自分に、プロと思しき男性は「1DⅡと2台体制ですか?」
「気合入ってますね 云々・・・」
もう、完全に『EF400 f2.8』にメロメロになっている自分には心地よい子守唄にしか聞こえなかったのだった。
「1DMkⅡ結納金いくらで嫁にだしますが?」の問いかけに、「○○万円で予備バッテリー付きでどう?」と自分の返事。
「一度見てみないと何とも言えませんけど・・・・」
「これ」とおもむろにバックから取出す渋茶爺。
「現物あるんですか!ちょっと見せて下さい」と舐めるように「1DMkⅡ」を眺めながら、
「○×万円で予備バッテリー付きで嫁に出しませんか!」
唐突な言葉に流石の自分も「即金で結納返しなしですよ」(現金、現状渡しの意味)と確認するのがやっとであった。
「もう少し『EF400 f2.8』使ってみて下さい。いいでしょう~」と言い放ち 彼は何処かに行ってしまった。
まあ、『EF400 f2.8』置いたまま帰ってしまう訳もなく、『EF400 f2.8』を使える機会もそうそう無い事なので、
彼が現れるまで借用を決め込んだ。
小一時間すると、彼が現れ「はい ○×万円」と銀行名入りの封筒を目の前に差し出しました。
「・・・・・・」言葉の出ない渋茶爺。
「あぁ」と小さく返事をし金額の確認。
という訳で、EOS-1DMKⅡはめでたく嫁に行きましたとさ。

<後日談>
嫁に出したEOS-1DMKⅡはプロ登録され「○PTI○N2」という雑誌に掲載されている写真の機材として活躍しているらしい・・・
結納金の増額を申請したろうか!!

by shibutya | 2010-11-18 23:49 | 回顧録


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